移動平均線とは、テクニカル分析で最も基本的なトレンド系のテクニカル指標です。
移動平均線は、チャートのある一定期間の為替レート(終値)の平均値を結んだものです。
チャートの平均値を結ぶことで、相場の流れであるトレンドを捉えやすくします。
日足の場合、5日移動平均線なら5日間、20日移動平均線であれば20日間のレートの終値の平均値が表示されます。
時間足や分足の場合は、直近の5本または20本というように、日数と同じ本数のローソク足の平均値が表示されます。
移動平均線の主な使い方は、
●移動平均線の傾きから、相場のトレンドを捉えやすくする
●移動平均線と、現在のレートとの位置関係から相場の動きを予測する
●期間が違う複数の移動平均線を組み合わせて、相場のトレンドを見極める
などがあります。