成行注文とはFXの最も基本的な注文方法で、初心者もやりやすい方法です。
成行注文は取引画面を見ながら、「現在の表示されているレートで買いたい(売りたい)」という時に使えます。
FXの取引では、注文を出して、その注文が通るとはじめて売買が成立します。
成立した状態を、注文が「約定する」と言います。
成行注文はレートを指定せず、為替動向を見ながら注文する方法ですので、すぐに注文を出せて、売買も成立しやすいという特徴があります。
実際にレートを見ながら注文するので、FX初心者でも使いやすく、一番分かりやすい注文方法です。
注文方法
注文のやり方も簡単です。
取引画面に「売り」と「買い」の値段が両方表示されますから、値動きを確認しながら、為替レートを指定せずにどちらかをクリックすれば注文完了です。
株の成行注文の場合は「値段はいくらになってもいいので、買いたい、売りたい」という時に使われますが、FXの場合は「現在の値段ですぐに売買する」という意味なので、取引成立までが早いです。
成行注文の他にも、FX会社によって「マーケット注文」「プライスオーダー」「クイックトレード」「リアルタイムトレード」などと呼ばれることもあります。
ここでは成行注文の基本やメリット・デメリット、危険についてなど解説します。