
スプレッドとは、通貨を買うときの価格と売るときの価格の差です。
FXでは、買値を「Ask(アスク)」、売値を「Bid(ビッド)」と表示することがあり、この2つの価格差が取引コストになります。
たとえば、米ドル/円の表示が「Bid 150.000円/Ask 150.006円」なら、スプレッドは0.006円、つまり0.6銭です。
1万米ドルを買った場合、スプレッドによるコストの目安は「0.006円×1万米ドル=60円」。
実際の損益は、取引数量や約定レートなどによって変わります。
FX会社によっては別途取引手数料がかからなくても、スプレッドは実質的な取引コストです。
買った直後に同じ時点の売値で決済すると、相場が動いていなくても、原則としてスプレッド分の損失が生じます。
スプレッドが小さい状態を「狭い」、大きい状態を「広い」といいます。
一般に、スプレッドが狭いほど取引コストを抑えやすくなります。
ただし、表示されているスプレッドが常に適用されるとは限りません。
「原則固定」とされていても、重要な経済指標の発表時や相場急変時、市場の流動性が低い時間帯などには広がる場合があります。
スプレッドは通貨ペアやFX会社、時間帯によって異なります。
口座を選ぶときは、広告に表示された数値だけでなく、適用される時間帯や例外条件、取引手数料の有無も確認しましょう。
強制ロスカットの判定や決済にも影響することがあるため、スプレッドの広がりやすい場面を把握しておくことも大切です。





















