スワップポイントとは?

スワップポイントとは?

FXで得られる利益には、為替変動で得られる利益とは別に、 スワップポイントで得られる利益があります。

スワップポイントとは、通貨ペアの2つの国の通貨の金利差のことです。

通貨を発行している国ごとに政策金利が決められていますが、FXでは売買する通貨の金利に差に応じてFX会社がスワップポイントと言う値を設定しています。

このスワップポイントがプラスの場合は値に応じた収入が入り、マイナスの場合は支払う必要が生じます。

日本の政策金利はとっても低い!

アベノミクスやマイナス金利などの低金利政策を行っている日本は、海外と比べて政策金利が低い状態が続いています。

2019年6月現在の日本の政策金利は-0.10%で、
各国との政策金利差はアメリカで2.60%、オーストラリアとでは1.35%、
高政策金利のトルコと比べると、なんと25.0%もの政策金利の差があることが分かります。

特にトルコは、2018年10月頃に大幅に政策金利アップを図っており、トレーダーの注目を集めています。

※各国の政策金利は毎月変動します。最新の金利はFX会社等のHPでご確認ください。

スワップポイントを受け取るには?

FXでは日本のような低政策金利の通貨で高政策金利の通貨を買うと、そのスワップポイントがプラスとなる事が多いです。

スワップポイントがプラスの場合、値に応じた収入を受け取る事ができます。

さらにスワップポイントは、ポジションを保有している期間に応じて受け取ることができます。

通貨を持っているだけで利益が生まれ、長期になればなるほど金額がコツコツ積み重ねられるということです。

もし為替変動による利益があれば、為替差益とスワップポイントで2つの利益を得られる可能性も出てきます。

FXではスワップポイントを狙って、銀行の外貨預金のように長期運用する取引方法もあります。

このようにスワップポイントはFXの魅力のひとつになりますが、いくつか注意しておくべきポイントもあります。

スワップポイントの注意点

通貨によって支払う場合もある

低政策金利の通貨で高政策金利通貨を買った場合は、スワップポイントがプラスとなる事が多くなります。

逆に、高政策金利の通貨で低政策金利通貨を買った場合はスワップポイントがマイナスとなる事が多く、マイナススワップポイントの場合はその値に応じた額を支払う必要があります。

例えば、日本円で豪ドルを買えばプラスですが、逆の売りから入る取引ではマイナスになってしまいます。

スワップポイントを狙って取引する場合は、売買を逆にしてしまわないようによく確認しましょう。

政策金利に気を付けよう

通貨の金利は、その国の経済状況や政策変更等によって変化するため、常に一定ということはありません。

政策金利の変更があった場合、今までは受け取っていたスワップポイントを逆に支払うことになる可能性もあります。

長期取引でスワップポイントを受け取る場合は、各国の金利の変動もチェックするようにしましょう。

各国の政策金利はどこで決定する?
⇒FXの経済指標解説

スワップポイントは変動する!

スワップポイントはFX会社によって違います。

そして、スワップポイントは各国の金利に合わせて常に変更されています。
最新のスワップポイントは、必ず取引するFX会社の公式ページで確認するようにしましょう。

スワップポイント狙いで取引をしようと考えている方は、FX会社の選び方も重要になってきますね。

スワップポイントはいつもらえる?

通常、スワップポイントはNY市場がクローズする時間に、ポジションを決済せずに持ち越す(ロールオーバー)ことで付与されます。

つまり、その日の数時間以内で取引が完了するデイトレードやスキャルピングでは、スワップポイントは付与されません。

スワップポイントがもらえるのは、多くのFX会社では取引がスタートする
午前7時頃です。(サマータイムでは午前6時頃)

水曜日はスワップポイントが多くなる!?

スワップポイントはポジションを保持した期間に応じて毎日もらえます。

ですが、土日はFX会社の取引がお休みになるため、その分をまとめて水曜日もしくは木曜日にまとめて付与される場合が多いです。

そのため、多くのFX会社では水曜日はスワップポイントが3日分の受け取り、または支払いになります。

スワップポイントで長期運用

FXでは、スワップポイントによる利益を狙って長期運用する方法があります。

FXの長期運用は、低政策金利の通貨で高政策金利の通貨を買って、そのポジションを数年~長期間保有する、銀行の外貨預金と似たようなトレード方法になります。

金利差が1.4%の豪ドル/円(AUD/JPY)を1万通貨買った場合、1日に受け取れるスワップポイントは30円前後です。
※SBIFXトレード 2018年12月7日時点のスワップポイントで計算

豪ドル/円を1万通貨運用した場合

30円×30日=1カ月で900円

900円×12カ月=1年間で10,800円

豪ドル/円1万通貨を1年間保有すると、
スワップポイントだけで約1万円の利益になります。

FXではレバレッジをかけた取引ができるので、上記をレバレッジ3倍にして取引した場合、

90円×30日=1カ月で2700円

2700円×12カ月=1年間で32,400円

毎日もらえるスワップポイントも、1年間保有すればこれだけの利益になる可能性があります。

ですが、スワップポイントは高政策金利の通貨で低政策金利の通貨を買った場合は支払う必要がある点に注意しましょう。

また長期運用の場合、為替変動によって為替差損が発生する場合もあります。

スワップポイントだけでなく為替変動による損益も加味して運用を行う事が大切です。

⇒豪ドルについて詳しくはコチラから

高スワップのトルコリラで長期運用

今まで長期運用と言えば豪ドルがメインでしたが、最近注目されているのが南アランドやトルコリラなどの高政策金利の通貨です。

高スワップポイントが期待されるのトルコリラは、長期取引で人気の通貨です。

トルコリラを扱うFX会社は少ないので、長期運用を考える場合は、FX会社の取り扱い通貨ペアにトルコリラがあるかどうかチェックしてみましょう。

高スワップポイントで長期取引が人気
⇒今注目のトルコリラ特集

南アフリカランドの運用例

南アフリカランドってどんな通貨?

高スワップポイントで注目されているのは、トルコリラだけではありません。

南アフリカ共和国で使用されている、南アフリカランド(南アランド)もそのうちの一つです。

1通貨当たりの値段が安く、通貨を大量に保有しても証拠金はそこまで多額にはなりません。

米ドルなら1万通貨保有するのに最低4万円が必要なのに対して、南アランドは4万円程度あれば10万通貨も保有できるなど、比較してみると大きな差があることが分かります。

南アランドの運用例は以下のようになります。

ヒロセ通商南アランドシュミレーション

こちらはヒロセ通商の公式HPから画像をお借りしています。

長期運用には多額の資金が必要、という概念を覆していますね。。

スワップポイント狙いで南アランド運用を始めるのであれば、南アフリカ共和国の特徴も押さえておきましょう。

⇒南アフリカランドの特集ページ

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