IFD注文(イフダン注文)とは、FXの基本注文を応用したやり方です。
IFD注文は一度に二つの注文を発注できる方法で、時間がなくてあまり取引画面を見ていられない人にも向いている注文です。
例えば、
①レートが110円の時に買って、
②115円になったら売る
というように、あらかじめ買い(売り)と決済の二つの注文を出しておくことが出来ます。
つまり、最初の注文が約定したら、その反対売買の注文を自動で出すのが「IFD(イフダン)注文」です。
また、IFD注文には「指値」と「逆指値」の二種類の注文方法があります。
注文のやり方
現在のレートが110円だった場合・・・
■指値注文=利益確定
相場がこれから上昇すると予想し、
①111円になったら買って、
②115円になったら売る(指値)
で注文を出しておくことによって、相場が予想通りに動いた場合の利益確定の注文を出しておくことが出来ます。
■逆指値注文=損失限定
これから上昇すると予想して①113円で買って、
相場が予想に反して動いた時のために、
②112円になったら売る(逆指値)
という注文を出しておけば、相場が予想に反して動いた場合に損失を限定させる損切り注文としても使えます。
IFD注文では、最初の注文が約定しない場合、二つ目の注文が出されることはありません。