ローソク足とは?FXのチャート分析で基本中の基本について学ぼう
チャートの基本となるのがローソク足です。
テクニカル分析は、為替の動きを分かりやすくグラフ化したチャートから相場を分析していきます。
ローソク足は、FXのチャートの中で最も使われている基本中の基本のチャートです。
世界中のトレーダーはこのローソク足で相場の動きを見ていきます。
ローソク足の1本1本を「足(あし)」と呼び、表す期間によって呼び名が変わっていきます。
足1本が1日の値動きを表す場合は「日足(ひあし)」、1週間では「週足(しゅうあし)」、1カ月では「月足(つきあし)」、1年では「年足(ねんあし)」と呼ばれます。
FXではさらに短い期間のローソク足である、1時間単位の「時間足(じかんあし)」や、分単位の「分足(ふんあし)」などがよく使われます。
ローソク足1本で、その期間内の始値、終値、高値、安値を表していて、一目で為替の動きが分かるようになっています。
■始値
その期間の最初に提示された値段
■終値
その期間の最後に提示された値段
■高値
その期間内で一番高く提示された値段
■安値
その期間内で一番安く提示された値段
始値よりも値段が上昇し、終値が高いものを「陽線」といい、実体は白抜きまたは赤で表します。
反対に始値より下落し、終値が低いものを「陰線」といい、実体は黒または青で表します。