為替レートとは「日本円」や「米ドル」と言った2国間の通貨を交換するときの通貨の取引価格の事を言います。
よくニュースで「1ドルが100円50銭~60銭」と報道されますが、これは「米ドル/円」の為替レートの事です。
為替に限らず、売買取引には必ず「売る人」と「買う人」が存在します。
為替レートとは通貨を売りたい人と買いたい人が双方納得して成立した価格です。
通貨を売りたい人も買いたい人も、日々変化する世界情勢や経済ニュースを判断材料に売買しているので為替レートは常に変動しています。
なので売りたい人が極端に多い、または買いたい人が極端に多くなった場合、為替レートは大きく動きます。
ちなみにニュースでは「1ドル100円50銭~60銭」と為替レートがぶれているかのように報道されます。
これは1ドル100円50銭から60銭の間で動いていると言う意味ではなく、1ドル買いたい人の価格は100円60銭で、売りたい人の価格は100円50銭ですよと言う意味です。
この差額の10銭が、取引所やFX会社と言った取引を仲介してくれるところの手数料となります。
実際は総合証券や銀行はともかく、FX会社は競争が非常に厳しいので、ニュースで報道される値ほどの手数料は取らない事が多いです。
このページでは為替レートについて初心者にもわかりやすく解説し、円安円高の理解を深めます。
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