FX取引を行う上でテクニカル指標を使った分析は欠かせません。
特にデイトレード・スイングトレードなどのちょっと未来の動きを読み解いて利益を目指すスタイルの方には必須です。
ここではテクニカル分析の基本とこれだけは押さえておきたい!と言う種類の指標をまとめました。
チャートから為替の動きを正しく読み、成功を掴みましょう!
テクニカル分析を用いることで、FXの投資家達は相場の動きを予測しています。
みな当てずっぽうに取引をしている訳ではないということですね。
まずはチャートやトレンドといった基本的な事項から押さえるようにしましょう。
FX会社が提供しているツールによって見た目も異なりますし、使用している口座で一度練習してみるといいですね。
また相場予測を行う専門ツールに関しても掲載しています。
テクニカル分析と基本となるのが「ローソク足」です。
チャートの中で最も使われているものですね。
まずは色や形の特徴について理解しましょう。
その後、特徴的なローソク足について見ていき、相場がどのような状態にあるのかを見ていきます。
複数のローソク足を用いることによって効果を発揮しますので、まずはぱっと見で内容を理解出来るようになるところからです。
移動平均線はチャートのある一定期間の終値の平均値を結んだものです。
平均値を結ぶことによって、相場の流れであるトレンドを視覚的に分かりやすくします。
ローソク足と移動平均線の位置によって売買のタイミングをはかることが出来ます。
初心者が悩みがちな取引スタートの位置が分かるのは嬉しいですね。
他の指標でもこの移動平均線の考え方はベースとなってくるので押さえておきましょう。
チャートの安値同士・高値同士を直線で結ぶとトレンドラインが出来上がります。
トレンドラインから見えてくるのが「抵抗線・支持線」です。
安値であれば「支持線(サポートライン)」、高値であれば「抵抗線(レジスタンスライン)」となります。
トレンドによって支持線と抵抗線は変化しますし、この切り替えのタイミングが大切です。
相場の動きが変わる節目を意識してみましょう。
保ち合いとは、いわゆるレンジ相場とも呼ばれる状態で、相場が一定の値幅で上下しながら動いている場合を指します。
FXでは一方向に動き続けるトレンド相場よりも、この保ち合いの状態の方が多くなります。
なんと割合では7割とも言われていますね。
保ち合いとトレンドを何度も繰り返して、今日も相場は動き続けています。
典型的なパターンや、レンジを抜けるポイントを見分けるコツを紹介しています。
トレンドラインを利用したチャートのパターンを見ていきましょう。
上昇相場でチャートが2つの山を作って下っていくのがダブルトップ、その反対に下降相場で2つの谷を作って上昇して行くのがダブルボトムです。
文字で解説するとややこしいですが、チャートの形を図解で見てみると分かりやすいでしょう。
これらが現れることによって、相場が反転する手掛かりが出来てきます。
FXの特徴的な流れ、相場の動きについて見ていきましょう。
RSIは相場の「買われすぎ」・「売られすぎ」を判断する指標です。
他にも売買の度合いを判断するものもありますが、RSIがオシレーター系の代表的なテクニカル指標ですね。
相場のトレンドと逆のポジションを取る「逆張り」の手法としてよく用いられます。
数値が用いられるのも特徴なので、まずは見方を見ていきましょう。
トレンド中止のサインである「ダイバージェンス」にも気をつけたいところです。
移動平均線を利用して、トレンドを捉えるのがMACD(マックディー)となります。
今までよりも少し複雑な図にはなっていますが、基本的な考え方は他のテクニカル指標と変わりません。
買い・売りの傾向を見ていきましょう。
とても分かりやすく便利な指標ではあるのですが、状況によっては他の指標と組み合わせた方が利益を上げやすくなります。
RSI・ストキャスティクスなどのオシレーター系の指標の欠点を補うために開発されたのがDMIです。
トレンド相場ではオシレーター系は効果を発揮しにくくなります。
そこで3本のラインを用いて、総合的に判断を行うことが出来るようにしています。
各パターンを押さえてトレンド・売買タイミングを見つけていきましょう。
ストキャスティクスはRSIと同じように、「売られすぎ」「買われすぎ」を判断するためのオシレーター系のテクニカル指標です。
RSIとの違いは3本の線を利用しているということですね。
100%に値が近いほど「買われすぎ」で、0パーセントに近いほど「売られすぎ」ということになります。
RSIと同じく、相場の反転を狙った逆張りの手法で用いられます。
まずは実際の形を見ていきましょう。
統計学に基づいて考えられているのがボリンジャーバンドです。
σ(シグマ)を用いて表されますが、そんなに難しくはなく一度覚えてしまえば見方も分かりやすいです。
簡単に言ってしまえば、可能性のある範囲にどれだけの確立で収まるか?ということですね。
特徴的な形もあるので、実際に図を見ながら考えていきましょう。
他の指標と同時に用いて効果を上げるのもベターです。