米雇用統計
重要度
最重要
毎月第一金曜日発表
経済指標の王様!「米雇用統計」。発表時の為替市場はお祭り騒ぎ!
特に注目すべきは「非農業部門雇用者数」と「失業率」です。予想数字と実数字との差が為替相場に大きな変動をもたらします。
発表後一瞬で1円=100pips動くことも珍しくない、経済指標の中でも特に注意すべき指標です。
FOMC
最重要指標
年8回開催(臨時開催アリ)
アメリカの金融政策を決定する会議
現在の景状判断と政策金利の上下に関しての方針が発表される
その結果が市場の予想と違った場合、
為替レートが大きく変動することがあり、
世界の金融マーケットに大きな影響を及ぼす
日銀金融政策決定会合
最重要指標
年8回 2日間
日銀の最高意思決定機関である政策委員会の会合のうち、
金融政策の運営に関する事項を審議決定する
政策金利の発表、FTFの買い入れなど量的・質的緩和があり注目される
発表時間が定まっておらず、発表までの間に値動きが激しくなることも
欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
最重要指標
毎月第1木曜日
欧州中央銀行(ECB)の最高意思決定機関
ユーロ圏の金融政策を決定し、執行する
金利政策の発表はどこの国も行っておるが、
為替に与える影響が大きいためFXトレーダーが注目する指標の一つ
変動幅が大きいが、金利が据え置きで特に大きな発表がなければ全く反応しないことも
ADP雇用統計
重要指標
雇用統計の2日前に発表
雇用統計の先行指標とも言われる指標
民間大手給与計算会社ADP社による4000万人の給与データを元に算出。政府機関の雇用が含まれていないが、本家の雇用統計と同じぐらい注目度も市場影響度も高い。
GDP
重要指標
毎月下旬発表
景気動向の総合的判断に使われる指標
四半期ごとの発表だが「速報値→改定値→確定値」と3回発表される為、毎月発表される。特に「4月・7月・10月・1月」に出る速報値がインパクトが大きい!注目度も市場影響度も非常に大きい。
消費者物価指数(CPI)
重要指標
毎月中旬発表
インフレ系の最重要指数
金利と深い関係があるため常に高い注目度。小売・サービス価格を調査し、物価の水準を測定したもの。食料品とエネルギーを除いた「コア指数」が特に重要視される。
中古住宅販売件数
重要指標
毎月下旬発表
景気動向の重要指数
景気と関連深く、先行性が高い指数。中古住宅で所有権移転が完了したもの。季節や天候の影響を受けやすく、予想と違った結果が出やすい。金融政策変更時には特に重要視される。
中古住宅販売保留
重要指標
毎月10日発表
景気動向の重要指数
景気と関連深く、先行性が高い指数。中古住宅で契約は成立しているが所有権移転が完了していないもの。「中古販売件数」と同じくらい市場への影響力がある。予想と大きく違った結果が出やすい。
ISM製造業景況指数
重要指標
毎月第一営業日発表
景気動向の重要指数
各企業の購買担当役員へのアンケート結果。「生産・新規受注・在庫・入荷遅延・雇用」などを前月と比較して「良い・同じ・悪い」の三段階で評価。注目度は高く、市場への影響力がある。
耐久財受注
重要指標
毎月下旬発表
機械設備投資の先行指標
変動幅が大きいことでも有名で、注意が必要な指標。「新規受注・出荷・在庫・受注残高」から構成される。市場への影響度は月ごとにかなりムラがある指標。
小売売上高
重要指標
毎月中旬発表
景気回復の先行指標
個人消費の動向がわかり注目度は非常に高い。耐久財と非耐久財にわけて発表され、自動車部門を除いた部分が重要視される。注目度も市場影響度も非常に大きい。
生産者物価指数(PPI)
注目経済指標
毎月中旬発表
インフレ系の重要指数
生産者が出荷した完成品や原材料などの価格変動を表す経済指標。この指数が上昇すると、消費者が購入する物価も上がり、インフレに傾くため通貨が買われやすくなる。逆に下落すると通貨が売られる傾向にある。
住宅着工件数
注目経済指標
毎月中旬発表
景気動向の重要指数
実際に建築が開始された新築住宅の件数(公共住宅を除く)。家具や家電製品などの個人消費に与える影響が大きい。景気動向と深い関係が有り、金融政策にも大きな影響を与える。天候に左右されやすく、月ごとの変動幅が大きいので注意が必要。
建築許可件数
注目経済指標
毎月中旬発表
景気動向の重要指数
住宅建築前に申請が必要な地域における建築許可件数。住宅着工件数と同時に発表され先行指標にもなる。相場にある程度の影響力を持っているが、結果の良し悪しよりも、相場が動くきっかけとして扱われることが多い。
新築住宅販売件数
注目経済指標
毎月下旬発表
景気動向の重要指数
販売された新築住宅の件数。景気動向と関係が深く、先行指標としても重要。家具や家電製品などの個人消費に与える影響が大きい。、金融政策変更時には特に重要視される。
鉱工業生産
注目経済指標
毎月中旬発表
景気全般の動きを見る指数
製造業部門の生産性がわかり、GDPとの関連が深い点に注目が集まる。景気全般の動向を知る為に重要と言われるが、相場への影響力は中程度。
貿易収支
注目経済指標
毎月10日頃発表
経常収支の悪化度がわかる指数
政府と民間の輸出額から輸入を引いたもの。長年続く貿易収支の赤字はアメリカの大きな問題になっている。市場への影響力にはムラがある。
景気先行指数
注目経済指標
毎月20日頃発表
景気後退の予測指数
既に発表された10個の指標を合成してインディックス化したもの。景気後退の予測ツールとして重要。一般的に3ヶ月連続の低下は景気の後退期と認識されている。市場影響度はムラがある指標。
対米証券投資
注目経済指標
翌々月の毎月15日前後
対米証券投資とは、米財務省が米国の証券が自国以外から投資された金額を調査して公表するものです。
証券には米国株式や米国債、政府機関債などが該当します。
貿易収支の赤字をカバー出来るほどの証券投資があれば、貿易赤字が縮小・米ドル買いの傾向へと進んでいきます。
逆傾向にあり、貿易収支の赤字をカバーすることが出来なければ、米ドル売りが進む要因にもなります。
ミシガン大学消費者信頼感指数
注目経済指標
毎月10日前後の金曜日
米国ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターが実施しているアンケート結果を集計した景気関連の指標です。
アンケートの内容は、消費者の景況感や雇用状況・所得などについて楽観or悲観かの問いが電話で行われます。
全米の消費マインドが数値化されており、民間調査会社の発表する消費信頼感指数とともに注目を集めています。
製造業新規受注
注目経済指標
毎月初旬
米国の商務省経済分析局が発表する、企業の新規受注を表した指標です。
この企業は主に製造業に携わるものであり、米国の製造業況が拡大・縮小傾向のどちらにあるのかを見ることになります。