外貨預金とFXを比較。長期運用で初心者向けなのは?

FX長期運用と外貨預金を比較

外貨預金とFX長期運用比較

日本がアベノミクスやマイナス金利などの超低金利政策を進めていく中で、
近年、資産運用として注目されるようになってきたのが外貨預金です。

銀行にお金を預けると金利に応じて利息がもらえますが、現在の日本は金利が低いため普通預金の金利はわずか年0.001%程度になっています。

預ける金額や期間によって差はありますが、今では昔のように銀行にお金を預けて利息で儲かるということはなくなりました。

近年注目の外貨預金とは?

日本と外国の金利差

ですが、海外に目を向けてみると、
日本よりも金利の高い国はたくさんあります。

そのため、日本円を海外のお金に変えて預金することで、
海外の高い金利分の利息がもらえる外貨預金が注目されるようになりました。

日本と比べて海外の金利は高く、アメリカで1.25%、オーストラリアでは1.50%、トルコではなんと8%と、日本よりかなり高金利な国も多いです。

実際に銀行でも、普通預金だけでなく外貨預金を勧められることが増えてきました。

日本円で預けるより多くの利息がもらえるので、
普通の投資と違って手間もなく、一見とてもお得に感じますが、
実は外貨預金には大きなデメリットやリスクも存在しています。

FXの長期取引と比較してみよう

銀行の外貨預金と同じように為替差益と金利による利息を狙った取引が、
FXの長期取引でも可能です。

今回はFXの長期取引と銀行の外貨預金の違いを比較していきます。

外貨預金のリスクとは?

外貨預金のリスク

外貨預金には次のリスクがあります。

為替変動による元本割れのリスク

外貨預金は日本円を米ドルなどの海外のお金に変えて運用する金融商品ですが、
海外のお金に変えるということは為替レートの影響を受けることになります。

例えば、お金を預ける時に1ドル110円だった米ドルが、引き出す時に1ドル100円になっていれば損をすることになります。

これはFXなどの他の投資でも同じリスクがありますが、外貨預金は基本的に定期預金になるため、好きなタイミングで払い戻しができないことが多いです。

つまり、利息を多く得るために長期間預けていると、期間が長くなるほど為替変動のリスクを受ける可能性も高くなってしまいます。

実は保証の対象外

外貨預金は「預金」であるにも関わらず、
実は預金保険制度の対象外になっています。

通常の預金であれば、預け先の銀行が倒産してしまった場合でも預金額(1000万円まで)とその利息を保証してくれる保険制度がありますが、 外貨預金はその対象ではありません。

つまり、もし銀行が倒産してしまった場合、外貨預金で預けていた分のお金と利息は1000万円未満であっても戻ってこない場合があります。

外貨預金のデメリット

手数料がかなり高い

外貨預金の最大のデメリットは手数料がかなり高いという点です。

外貨預金では通常の為替レートではなく、銀行ごとに手数料を上乗せした特別なレートが適用されています。(日本円から外貨に換える場合はTTS、外貨から円に戻す場合はTTB)

実際に、銀行で100万円の豪ドルを外貨預金した場合の手数料を計算してみると、

TTS=86.17円
TTB=85.17円
(2017年8月11日 三菱UFJ銀行外貨預金の取引レートで計算)

■日本円→豪ドル

1000,000円÷86.17円=11,604.96豪ドル

■豪ドル→日本円

11,604.96豪ドル×85.17円=988,394.44円

1,000,000円-988,394円=11,606円

これは為替変動の影響が無い場合の計算で、手数料だけで1万1606円もかかってしまっていることが分かります。

外貨預金するならレバレッジ1倍のFX長期運用

外貨預金より手数料が安いFX

FXでは、銀行よりかなり低い手数料で、銀行の外貨預金と同じように金利差による利益を狙うことができます。

FXは数時間から1日の短期間取引であるデイトレードが有名ですが、
銀行の外貨預金のような長期間での運用も可能です。

FXにはレバレッジと呼ばれる少ない資金を担保にして大きな取引を行える仕組みがあり、最大25倍のレバレッジをかけることが可能です。

レバレッジが高いほど為替変動によって得られる利益も大きくなりますが、損失が出た場合も同じように大きくなります。

⇒FXのレバレッジとは?

FXの長期運用ではレバレッジを1倍にして取引することで、
銀行よりもかなり低い手数料で外貨預金と同じような運用ができます。

FX長期運用なら外貨預金より手数料が安い

FXと外貨預金の手数料の違い

FXなら手数料がほとんどかからない

FXの取引にかかる手数料はスプレッドと言います。

FX会社の外為オンラインでは、日本円と豪ドルを取引する際のスプレッドは約3銭(0.03円)です。

銀行の外貨預金では、1豪ドルにつき往復で約1円の手数料がかかっていましたが、FXでは約0.03円とかなり手数料が低くなります。

FXで豪ドルを長期運用した場合の手数料を計算してみると、
(外為オンライン 豪ドル0.3銭のスプレッドで計算)

■日本円→豪ドル

1,000,000円÷85.56円=11,687.70豪ドル

■豪ドル→日本円

11,687.70豪ドル×85.53円=999,648.98円

1,000,000円-999,648円=352円

銀行の外貨預金では1万1606円もかかっていた手数料が、
FXの長期運用ではたったの352円しかかかりません。

手数料だけみても、FXの方がかなりお得に取引できることが分かります。

FX長期運用ならいつでも払い戻しが可能

外貨預金は満期まで解約が難しい

銀行の外貨預金で利息による利益を狙うなら外貨定期預金にする必要があります。

外貨預金は為替レートの変動に影響を受けますが、定期預金では預け入れる期間が最低でも1年以上になる場合も。

為替レートは常に動き続けているため、
その間に変動によって損失が出てしまう可能性もありますが、定期預金では損が出ても期間内では払い戻すことができません。

定期預金の満期を待つ間に、為替がどんどん不利な方向に動いてしまう可能性もあります。

途中で解約することもできますが、その場合手数料が高いため元本割れになるリスクがあります。

FXは好きなタイミングで円に戻せる

FXなら好きなタイミングで払い戻せる

FXの場合は自分で取引期間を決められるので、いつでも取引を決済して払い戻すことが可能です。

銀行の外貨預金のように満期を待つ必要がないので、為替変動で利益が出た時点で決済して払い戻すことも可能です。

もし為替レートが不利な方向に動いた場合でも、
変動差が大きくなる前に決済して、損失を抑えることもできます。

スワップポイントが毎日もらえる

スワップポイントは毎日貰える

日本の政策金利は0.10%とかなり低く、日本円は低金利通貨です。

FXでは日本円のような低金利の通貨で、豪ドルのような金利の高い通貨を買うことで、その金利差をスワップポイントとして受け取れることが多いです。

※逆に高金利通貨で低金利通貨を買った場合は、スワップポイントを支払う必要があるので注意しましょう。

スワップポイントで複利もねらえる

銀行の外貨預金でもらえる金利(利息)は満期にならないと受け取れませんが、
FXのスワップポイントは日割り計算なので、金利差がプラスの場合、長期運用では毎日スワップポイントを受け取れます。

⇒スワップポイントとは?

FXなら保証の対象

信託保全で安心のFX

銀行の外貨預金は預金保険の対象外でしたが、FXでは信託保全による保証制度があります。

万が一FX会社が倒産してしまった場合でも、信託先の銀行から保証金が返還される仕組みがあります。

FX長期運用なら高スワップのトルコリラ

トルコリラ

今まで長期運用と言えば豪ドルがメインでしたが、最近ではトルコリラが人気です。

トルコリラはスワップポイントの高さが魅力の高金利通貨です。

トルコリラを扱うFX会社は少ないので、長期運用を考える場合は、FX会社の取り扱い通貨ペアにトルコリラがあるかどうかチェックしてみましょう。

高いスワップポイントが長期取引で人気
⇒今注目のトルコリラ特集

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