指値注文は、FXの基本トレードの注文方法のひとつです。
指値注文とは自分が最初に「いくらで売りたい・いくらで買いたい」を指定して取引する方法です。
為替レートが指定した値段になったら、自動で売買を行ってくれるため、常に為替レートを確認できない時などに便利です。
例えば、現在のレートが1ドル110円だとします。
今より安くなったら買いたいので「1ドル108円になったら買う」
もしくは、今より高く売りたいので「1ドル115円になったら売る」
という注文を出しておくのが指値注文です。
注文のやり方
■指値の買い注文の時
現在の値段より、
安い値段で注文を出します。
■指値の売り注文の時
現在の値段より、
高い値段で注文を出します。
指値注文は、今より有利なレートで注文したいという時に使える注文方法です。
初心者は成行とどっちがいい?
FXトレードの最も基本的な注文「成行注文」は好きなタイミングで決済ができますが、指値注文は為替が自分の予想した通りに動かない場合は取引がなかなか成立しません。
すぐに取引したい場合に指値注文は不向きで成行がおすすめです。
また実際にレートを見ながら取引できるので初心者の人は成行の方が取引しやすいです。
ただし成り行き注文の場合はチャートを常にチェックしていなくてはならないので、時間的な拘束が発生します。
時間にも場所にも縛られることなく利確決済ができるのが指値注文の利点です。