逆指値(ストップ)注文とは、指値注文と共にFXの基本の注文方法のひとつです。
指値注文と同じく、逆指値注文も自分の取引したい値段を指定する方法で、「現在の為替レートより下がったら売る」または「現在の為替レートより上がったら買う」というやり方です。
指値注文が今より有利なレートで注文するのに対し、逆指値は今より不利なレートで注文を出します。
逆指値注文は主に損切り(ストップ注文)の方法として使われています。
今より不利なレートで注文することで、損失をあらかじめ限定させたり利益を確保したりすることができ、損小利大を実現させるには必須の注文方法です。
FXで勝てないと言う人の多くは損切りが上手くできず「損小利大」→「損大利小」となってます。
ここでは損失場面で大活躍する逆指値(ストップ)注文の基本と仕方について解説していきます。
注文方法
■損失を限定させる注文
注文で相場が予想に反して動いた場合、損失を1円までに限定させたい時は、予想と逆方向に1円動いた値段に売り(買い)注文を入れ損切りラインを決めておくことで、あらかじめ損失を抑えることが出来ます。
■利益を確保する注文
相場が反転しても利益が確保できる値段に売り(買い)注文を入れておくことで、相場の動きがもし予想に反しても最低限の利益を確保することが出来ます。