FXで1日100円〜500円とちまちまちょこちょこ稼ぐ方法は?
FXが他の投資と大きく異なる点は2つあります。
1:少ない資金で始めることができる
2:少額資金でも大きな利益を目指せる
1の反対のものとして投資の代表的なものの一つ、「不動産投資」があります。
家賃収入だけで暮らしているなんていう人も多数いるほど人気の投資方法の一つですが、初期投資額が莫大になるという欠点があります。
多くの人は銀行で借入をして始めていますが、借金スタートではリスクも大きく気軽に手を出せるものではありません。
FX以外でも少ない資金で始めることができる投資として株投資がありますが、FXと違い少ない資金では大きな利益を目指せません。
少ない資金で大きな利益を目指せるのがFXの魅力ですが、逆にちまちまちょこちょこと1日100~500円ほどを堅実に稼ぐことを目指すこともまた可能です。
ここではFXでリスクを軽減しつつ少額利益を目指す方法を紹介します。
スワップポイントで利益を狙う
国ごとに中央銀行(日本では日本銀行)が金融機関の預金金利や貸出金利の指針となる政策金利というものを設定しています。これは国によって数値が大きこことなり、2024年1月時点では日本は0.1%、アメリカは5.50%です。
この各国の政策金利の差をもとにして格FX会社がスワップポイントという数値を設定しています。
金利が低い日本の通貨で金利の高いアメリカの通貨を買うとスワップポイントはプラスに、逆の場合はマイナスとなりその数値に応じた収入(または支払い)を日々受け取る(または支払う)ことになります。
例えば2024年1月時点で日本円でアメリカドルを買った場合、1万通貨(=1万ドル)購入で1日200円前後の収入を得ることができます。
FXではレバレッジという、FX口座に入れたお金の最大25倍までの取引ができる仕組みがあるので1万ドルでも大体6万円ほどで購入することができます。
つまり6万円の資金で1日200円づつの利益をちょこちょこちまちま稼ぐことができるのです。
注意点
ただし、日々200円の収入が入っても為替変動で元本がそれ以上の含み損をしてしまうと意味がありません。為替は常に変動しているので元に戻るのを待れば良いですが、レバレッジが高すぎた場合は途中で強制ロスカットをくらいt取引が続けられなくなる恐れがあります。
ちょっとした変動でロスカットを喰らわないように、レバレッジをできる範囲で下げてとけばリスク回避をしやすくなります。
銀行の外貨預金との違い
同じような仕組みに銀行の外貨預金があります。こちらもFXと同様に国ごとに違う政策金利の差を利用しており、普通預金以上の利息を得られるものです。
ただ外貨預金の場合はFXと違って満期になるまで途中で辞めることが難しいので為替が急変したから一旦停止したい、といった対応ができません。
また手数料もかなり高めなので、1年程度の利息では手数料負けしてしまう可能性もあります。
外貨預金をするなら断然FXのスワップポイントを利用した方がお得となります。
スワップポイントで稼ぎ続けるコツ
スワップポイントで1日100~200円以上稼ぎ続けるコツは「中長期の視点」「柔軟なオンオフ」です。上記でいった通り、為替は常に変動するので為替差益が出る時もあれば為替差損となる時もあります。
ある程度の為替差損が出た場合でも長期で運用していれば、トータルで十分プラスということも可能です。
平均して1日100円以上の利益を出しているという中長期的な目線でいきましょう。
また、差損がスワップポイントをうわまりそうな場面では一旦停止するのも手です。
自由に停止・再開ができるのもFXの利点ですのでしっかりと活用しましょう。
売買差益で100~500円の利益を狙う
FXは利益を出し時もあれば損失を出してしまう時もあります。それはプロであっても同様で、トータルで利益を出すことが大切です。ただ少額利益を狙う場合、狙う利益よりもちょっと大きめの損失が出てしまうと心が折れてしまいがちです。
そうならないようにできるだけリスク軽減をして取引に臨むことが大切です。
売買差益で100~500円ちょこちょこちまちま稼ぐこと狙う場合、
1:1万通貨以上で取引
2:レバレッジは低めに
を意識しましょう。
1万通貨以上で取引
FX会社の中には1000通貨と通常取引単位の10分の1で取引できるところもありますが、取引単位が低い分狙える利益も低くなります。そのため100〜500円の利益であっても回数を重ねたり、レバレッジを高めにする必要があったりする場合があります。
そういったリスクを減らすために取引通貨は1万通貨以上で行うようにすると良いです。
レバレッジは低めに
レバレッジを高めすぎてしまうと、利益タイミングとなる前にちょっとした為替の変動で大きめの損失に見舞われてしまうことがあります。損失時に大きな傷を負わないためや利益タイミングを待てるようにするためにもリバレッジはできるだけ減らすようにしましょう。
理想的には10倍ほどです。
もっとリスクを減らしたい場合は3倍くらいを目標に、もっと手早く利益目標に達したい場合は高めにといった感じですね。
レバレッジが低いほどリスクは減りますが、その分目標利益に達するまでに複数回の取引をする必要が出るかもしれません。
レバレッジが高いと損失リスクが高まる分、素早く1回の取引で目標に到達する可能性があります。
この辺は人それぞれですが最初は可能な限りでレバレッジを低くして始め、それから調整していくと良いでしょう。
売買差益で稼ぎ続けるコツ
売買差益で稼ぎ続けるコツは1:利益の天井の前後で満足する
2:底が底じゃなかったらすぐ諦める
です。
投資の理想は「底で買って天井で売る」ですが、いつが底でいつが天井かは結果論でしかわかりません。
利益が出た時に無理に天井を追い求めず、また天井を過ぎても追い過ぎないことです。
1日100〜500円ほどの利益ならば天井前後であっても十分元は取れます。
また底だと思ったら底じゃなかった時は素直に諦めましょう。
すぐに損切れば被害も最小限となり次で十分巻き返せるはずです。
マイナスの日があってもトータルで1日の目標額を超えてれば十分ですよ。